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2009 04,22 21:42 |
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「・・・・それが望みなのね?」 「に。」 今度ばかりは、こいつらにも話をつけねばならない。 私が使う魔法の許可と、その他色々について 正直に言うと、私の魔法はこの世界の3系統のうち 当てはめようと思えば当てはめられる・・・・のだが 1つだけ在り得ないものがある。 それの使用許可、なのだが 「いけません、お嬢様。 下手に与えると、こちらに被害が回ってくる恐れがあります。」 ばれてるし。 その属性の魔法を使えば、取引メイといえど一泡・・・と思ったが 最初からばれてる。 ちょっといじめようと思っただけなのにカート怖いカート怖い。 「それに関しては、既に契約内容に入っているはずですに。 召喚者に対して敵対行動を起こさない、ですにょ。」 この場合は、召喚士。 私はやろうと思えば肉体に興味が無いから裏切れる・・・・ そう思われているだろう、と思って先に契約書を書いておいた。 これを破るときは、死ぬときだ。 「ですが、信用できません。」 「一応、この世界に愛着を持っているのに其れは酷いですにぃ」 もってるけどさぁ。 今この世界を投げ出したら心配な子供がいくらでもいるし 私としては、そっちの方に愛着があるわけで。 「それに、たかが花見ですに。 一日で枯れる花で許可を貰いに来る律儀さを褒めて欲しいくらい」 「え?いいじゃないですかお花見! いちごさんにしては素晴らしい考えじゃないですか!」 先ほどまで怯えていた戦場アナが加勢に入る。 話最後まで言わせてよ!ねぇ!! 「お花見なら、いいじゃないの。」 召喚士も加勢してきた。 これで勝てる。 「無論、使う魔法の詳細はサチ司書・・・は、居ない。 取引メイにリストとして提出、メイの前で実演もする それで構いませんかに?」 「・・・・わかりました」 やっと折れた。 そこまで危険かなぁ、この魔法。 「できるなら、その魔法をもっと私のために使って欲しいのですが! その魔法さえあれば、タッグ組んで最強ですよ私達!」 「え、やだ。」 「Σ(T□T)」 戦場アナの言葉につい本音が出た。 いやぁ、うっかりうっかり。 「あまり多用すると均衡が壊れる・・・ それだけは注意してちょうだい。」 「無論、了解ですに。」 うむ、と頷く。 元々この世界の崩壊=この娘の死に繋がりかねないのだ キヨモトごときのためにこの小娘を殺したくは無い。 「じゃ、話はそれだけだからいちごさん行ってきますにー」 またねー。と尻尾を振って駆けていく。 今まで言った言葉に嘘偽りは無い。 だが、 「まぁ、どうにかするか」 どうにかするしかないのだ、結局。 ---------------------------------
「魔法大好き、なのに近接いちごさんですに」 「ある意味、おねぇさまは近接向きですの いつもいつも自分の傷を考えずに・・・・・」 「無限生命、不老不死、魔王ってちょー便利ですにょ。」 いつもいつものごとくホワイトボードを取り出す白いドレスの少女。 その端につかまってるぬいぐるみ。 子供って絶対こうやって遊びますよねー。 「んで、いちごさんの世界には7つの属性がありますに それをこちらの3属性に当てはめても1つ妙なのが残る それが【虚】属性ですに。」 「幻創というには、少々性質が違う・・・ 時間や空間を使う属性ですの。」 「全属性の中で単体回復魔法の回復量は一番 更に言えば、この属性はクセがあって面白いんですにー」 楽しげなぬいぐるみ こいつは主に支援魔法を担当するため 本当に小賢しい真似が大好きである。 「それで今回使う許可を頂いた魔法は何でしたの?」 「ひーみつー」 「んもう、おねぇさまったらー」 キャッキャウフフしはじめる魔王姉妹。 だが、まぁ、時間を操る虚無の魔法の危険さは理解出来ただろう・・・ この魔法を使うと、たとえばぱんつが消え おっと恵梨那が来たみたいだ。 「いちごちゃん、嘘つきは良くないんじゃないかなー」 「みぎゃああああああ」 強制終了。 PR |
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