お借りしたのは、
ミナさん・マコフィンさんの包囲と監視者
ジュリアンさん・自称王さんの加害者
ココさん・ムクちゃんの自覚なし加害者
チェスさん・小梅さん・ハムさんの良い人たち
そして天敵、恵梨那さんの
総勢９人････かな？をお借りしました。
ヤバイところには触られてないし、平気だよね。
世の中逆ハーレムっていうのが存在すると聞いたけど
これはなんていえばいいんでしょうか。おしえてエロい人。

これはアウト！！
と言われたら即刻削除します。あぅあぅ。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

ちゃぷん。
ああ、生き返る。
まさか全裸になれ、で本当に全裸になるとは思わなかったが
「ふぁ････温かいですねー･･･」
機転の勝利？いちごさん天才じゃね？
ぱしゃぱしゃ。
水音を立ててチェスが尾を振る
たぶんタオルとかまくれ上がって大変だろうが････
まったく、湯の加減には苦労したものだ。
全裸で、尚且つ見えないようにお湯の色の濃さを加減して･･･
そう、我々は今、温泉に居る。
乳白色のお湯、夜空、混浴･･･混浴は少し嫌だったが
まぁ、助けようとしてくれた彼女への恩返しにもなるだろう。
さっきから恵梨那の視線が痛いが。
なによ、助けてくれなかったくせに。
元の世界に戻ったら学園で変な噂流してやる。ばーかばーｋ

はむ。
「うひゃぁっ！？」
う、今なんか変な声が出た。なにしやがるアヒｒ
ジュリアンめ、私が恵梨那に熱視線（殺意）を送っている間に
気配もなく近づいただと！？
「いや、ばしゃばしゃ言ってたけど････」
そこ。覗くなエルフ。子供が見るものじゃ無･･･
「ふむ、たしかに猫か････」
さわっ。
「ふにゃあっ！？」
ど、どこ触ったこの馬鹿者が･･･！痴漢！この痴漢！
温泉の風情もわからないくせに王を名乗るな！！
････あれ、よその世界って温泉あるんだっけ。
「いちごちゃん、お風呂あったかいね････」
すりすり。
「やぁっ！？」
なんだこの包囲網。
胸に擦り寄る妹分。ココ、今平らだ･･･って思っただろう。
この中で一番破廉恥な部分触ってることを理解して欲しい。
お湯で見えないからって胸はダメだろう。胸は。
だがしかし、反撃できない。
元猫が水が怖いのかしがみつき、尚且つ羨ましい足･･･
もとい、メイド服のミナが見張っている。

　逃　げ　ら　れ　な　い　。

な、なんで二人きりという点でそちらを反故にしたんだ私
二人きりなら逃げられたものを････！
「そなたは全裸といったが･･･
　触るなとは一言も言っておらんな？」
「さわるｎ　ぁんっ！？ちょ、やめ、尻尾･･･！」
さわさわと王と名乗る男の手が尾を撫でる。
おのれ、猫の習性さえなければ･･･！
「ありぐゎとう、恵梨那さん。おかげで届きますぐわ」
「いえいえ、感謝には及びませんよ～」
かぷ。
「っ、やぁ････！ちょ、くちばし･･･っ」
おのれ恵梨那。ジュリアンと手を組むとは卑怯な･･･
猫の耳は大事なところなのに！繊細なのに！
「あれ、いちごちゃん･･･なにか･････」
頬擦りをしていた、ココが見上げ･･･いや、目の前を見る
つまり、胸。
先ほどからの責め苦で異変があったとバレた･･･！？
やばい。
ちょ、
見るな
やｍ
おねがい、たすけｔ
・
・・
・・・

「いちごちゃん、いちごちゃん」
ゆさゆさ、揺り起こされて目を覚ます。
あれ、ここ、いつものとこ･････？
揺り起こした相手を見て、ほっと安心した
よかった、きょにゅ･･･よこちｔ････小梅と、ハムの人だ。
「なんだか･･･大変な夢を見たね。
　大丈夫だったかい？」
夢。そうか、夢か。
なんという夢を見たものか････
カレイディアに年齢制限がつくところだった。あぶねぇ。
夢の内容を知ってるのか、ハムの人も視線を逸らす。
うん、ごめんなさい。二次被害ですね、わかります。
「もう、こんなトコで寝ちゃうなんて
　春眠暁を覚えず、やね。風邪ひくから、おうちに帰ろ、ね。」
ぐい、と手を引いて起こしてくれる
ああ、うん、リンゲージの良心プラム小梅。
リングアナとして、一生懸命巻き舌で紹介しよう。いい子だ･･･！
「あ、ありがとですに･･･」
ぺこり、と頭を下げて。慌てて自分の居場所へと走り去る。
あんな夢を見るとは、やはり幼女の姿でも欲はあるというのか？
いや、そういえば今は春････春！？


「発情期の身体にコンファインすると大変ねぇ･･･」
どこかで、黒ドレスの少女が溜息をついたような気がした。
春は猫の発情期って、召喚士が言ってた。まる。