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2009 04,23 22:45 |
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これ書いたら、エリダさんとこの
「更新したブログ一覧」みたいなとこが、私のとこ一色になる予感。 これは書くしかないね! 出来なかったら、とりあえず、えーと NINJYAが脱ぐ。 とかいってたら、本当に一色になれた。 記念にいちごが脱ぎます。わーい。 久しぶりに、月を見る。 赤い赤い月は、この牢獄の証だっただろうか? 長生きしすぎて忘れてしまったのだろうか。 「嗚呼、あかい。」 笑みさえも浮かべず見上げて、歌う。 大地よ、水よ、虚無よ、 魔王たる私に扱えぬ魔法があるのは悔しいことなのだが この3つの魔法さえ使えれば、構わないとすら思う。 守りの術があれば、誰だって守れると・・・・昔は思っていたのだから。 「ああ、愛しいラプンツェル。 どうかその髪を下ろしておくれ・・・・だったかしら。」 歌が終わる前に、その姿を見つけた。 長い長い髪を指で払った先、銀色の髪の・・・・ 「あら、お久しぶり。 王子様か魔女か迷うところでは在るけれど・・・・」 よいしょ、と窓枠に腰掛ける 彼女は空を飛べるのだから、私の髪なんか不要だろう。 というか普通引っ張ったら痛いからやめて。 「久しぶりね、アス」 「久しぶり、お姉ちゃん」 本当は思い切り抱きしめたいけど出来ない距離。 不用意な接近は、長女の監視が怖いし 何より、カリスマの維持が出来ない。お互い。 「それで、あいつはどうしたの?」 あいつ。 匿っていた彼のことか。 「適当におねえちゃんの良いところ言っといて逃がした。」 「グッジョブ!! それでこそ私の妹だわ!」 そんなにあれ好きなのかしら。 可哀想に、魔王に目をつけられたせいで・・・・ ひとのこと言えないか。ジュリアンは下僕だし、銀ちゃんは友達だし。 精々の救いが、あのいちごは私の姿をしてないことと あっちの世界からこっちの世界への移動は召喚士の力が必要なこと。 銀ちゃんなんかは、さっさと元の世界に帰るのだろうし それを止めたり悲しんだりは・・・しないと思う。 ジュリアンも不安だが、そうやって帰るのだろう。 だから、問題ない。私には、記憶だけが残・・・ あれ、そういえば自称王が実家に来るとか言ったけど 可能なのだろうか?こんな牢獄に。たぶん死ぬぞ? まぁ忘れてることを願おう。 「それで、どうだった?」 「アスはいいやつだなぁって言われたけど」 「好感度がどんどん上がってるわね・・・」 「友人くらいにはなれる気がするけど、駄目?」 「義理の兄妹でいいじゃない。」 あの子が兄か。 それはそれで楽しいかもしれないな・・・・ 知らずのうちに、微笑んで 「そしたら、わたし、もう寂しくなくなる?」 問うのは、愚かな言葉。 無理ね、とも返せない優しいお姉ちゃん。 「あ、そろそろ時間ね。 ごめんなさい、アス。またね?」 「うん、またね・・・お姉ちゃん。」 楽しそうなおねえちゃんが好き。 だから、私は邪魔しない。 第8世界は狂っているのかもしれないな、と思いながら 私はまた窓枠で歌う。 神を讃える、歌を。 PR |
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