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2009 10,03 22:13 |
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■準備中-困ったときのー
「明かりが足りないよー」 「そんな困った声を上げてどうしたんだい、ミコト君」 「助けてキヨえもんさ…ん?」 何か役どころ違いませんか、と二本の尻尾。 困った人の未来を照らすのさ、と輝く美肌。 キヨえもんは困った人の味方かもしれないけれど とりあえず光ってるので、暗闇ではとても目立ちます。 「うおっ、まぶしっ……またお前か!」 通りすがったオセロ片割れも、またお前かといっちゃう輝き 王様、そろそろコンビって認めればよいのにね。 「もう少し光を調節できないのか、お前は」 「ふぉっ…蛾が飛んできますっ 蛾っ」 妖怪猫も王様も、キヨモトさんを何だと思ってるんですか? ■準備中-ひかりすぎ- 「あれ、なんかチラチラ明かりが漏れてるけど…」 なんだろう、と首を傾げる銃剣使い 「ああ、あれは――明かり担当のキヨモトさん」 ははっと明るく笑うメガネの軍人さん。 あれ?でもチラチラ光ってるけど…? 「い、嫌な予感が……」 「する、よね……」 ぶるぶると震えるサムライの女の子 銃剣使いもなんだかびくびくしています。 …不幸センサーみたいな何かでしょうか、危険察知能力でしょうか? 「ほら、暗いじゃない。で、明かりがあるじゃない。」 ぞわぞわ。 うごうご。 「蛾とかが寄っ」 「「うわぁあああああああああ!!」」 ※キヨモトは無事救出されました。 ■準備終了-おいでおいで- 「射的は?」 「準備出来てるぜ」 「金魚の方は?」 「おっけーだよ!」 「おでん…は聞くまでも無しですにぃ」 ばっさばっさと書類にチェックを入れる社の神様。 西洋の神様なのに、なんか慣れてるのは仕事の都合上? 射的の腹巻さん、金魚のネズミの髪留めの子 おでんの神様は準備ばっちり、やっぱりプロは凄いです。 「キヨモトは?」 社の神様、首をかしげて神主さんに聞いてみた。 「相応の場を用意してあります」 神主さんは、笑顔で言った。 …相応ってどんな場所なんだろう? 「それじゃ、開催の合図の花火かましますに。 みんな、配置にどうぞー」 はーい、おう、頑張りましょうね 皆それぞれ口にして 数分後、どん、と常闇の空に大きな花火。 「で、この程度で良いのかのぅ…もっと派手に」 「エリダ自重ですに!死人でる!めっさ出る!」 花火担当は、魔女さんでしたとさ。 PR |
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