2025 02,03 21:54 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2009 04,04 21:13 |
|
時間内に書けなかった・・・・orz
ハムさん、恵梨那さんをお借りしました。 --------------------------------
「夢と現の第8世界・・・ そう呼称するのが一番、ですかにぃ。」 あからさま夢。 ピンク色の雲と、お花畑、お城 そこまで作り出したのだが、あとは何が必要か? 「夢使い主流って筈じゃないんだけど・・・ たしかに、世界結界とかは夢と現、だよねー」 ぺたぺた、とペンキの塗料で花に色を付ける宿敵。 あらあらうふふ、恵梨那ったら顔についてるわよー ・・・・なんて気軽な関係では無いのだけれど。 「忌々しいですにぃ。 あれさえなければ・・・・・・・ 姉妹で殺し合い、ですかに。あってよかった世界結界。」 「魔王って協調性ないもんねー」 ぺったぺった、色を塗り続ける【正義の味方】 さらさらと空に星を描く【悪の魔王】 なんてあからさまな夢だろう? 現実だったら、恐らくお互い死ぬまで殺しあうのに。 「夢でよかったですにー」 「夢でよかったねー」 「負けるつもりは無いけれど、子供を殺すのは 流石に罪悪感ありますからにぃ?」 「そうそう、そんなちっちゃな女の子の姿をしてると ついつい可哀想になっちゃうんだよね。」 「4大魔王に酷いお言葉ね?」 「そっちこそ?」 笑って見せる。 なんともない、夢の話。 なんともない、ゆめのはなし。 水晶玉の奥で、長い髪の女が眠たげな目を擦る。 「どうにかして、あのハム・・・・ハム太・・・違う あのヒトの名前、覚えておかなきゃ。」 つい、と理想的な夢を作り上げて女は笑う。 夢と現の第8世界、その真実 一部の者しか知らない、真実。 「夢を食べる、生物。 世界を殺すことの出来る、存在。」 とん、と水晶玉をつつく。 全てを諦め、抗うことを忘れた怠惰の魔王 その瞳にすら、光を灯すことが出来る、存在。 世界の崩壊。 ・・・なんて魅力的な、言葉。 「どうにか、手に入れたいな。 姉さんにも、妹にも気付かれないように・・・」 水晶の中、宿敵同士が笑う世界。 それこそが、最も叶えたかった奇跡。 「・・・・・・・餌では釣れないなら、正面か。」 そう言って笑ったのは、女だったか、夢の中の幼女だったか? すべては、夢か現か? ・・・女は再度、眠りに落ちた。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |