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2009 03,26 18:53 |
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なんとなく借りてしまう、それが僕クオリティ。
むしろ何か書きたくなっただけですすみません お礼の品は、落書きみたくなってしまいますが 絵をもそもそと描いております。ツインテール可愛いですよね! -------------------------------
私達に、聖夜という物は関係が無い・・・・筈だ。 姉たちは相変わらず、侵略行為に争いに・・・・・ ああ、そういえばベルお姉ちゃんは男の元に行ったか。 お姉ちゃんも素直じゃないから、こんな日ぐらいは 彼と仲良くして欲しいものだ。一応、敵だが。 私とて、彼を嫌っているわけじゃないのだから。 ・・・・・いや同情してると言うべきか 彼は、面倒な人物に好かれすぎている。 でも彼を半日匿うなら兎も角、助けようとすると お姉ちゃんから姉さんから悪魔が特攻してくるわけで・・・・ どうにか休ませて、どうにか普通に生活させてあげたいのだが 彼にも、聖夜とか関係無しに面倒ごとがおきてるのだろう。 「本当に、サンタクロースでも居ればいいのに」 居たとしたら、それは神か? この第8世界には不可能という言葉が、無い。 否、あるといえばあるのだが・・・・・ 夢と現の第8世界において、その境界は限りなく薄い。 となると、居るのか。 居るなら・・・・居るなら、ほんの少し、願ってみたい気もする。 好かれるぎる彼に、平穏を 荒野に佇む優しい姉に、花を ・・・・なんだ、私にも出来ることじゃないか。 ほんの少し笑って、また水晶を見て 一日分の奇跡を使い、荒野に花を咲かせる。 あの姉が寂しくないように、一夜しか持たぬ奇跡だけれど 赤い花、青い花、黄色い花、薔薇よりもっと可憐な花を エリカが良いかな?蒲公英も、好きそうだな。 全部咲かせて、驚かせようか・・・・・ 彼はもうだめだ。今日は諦めてもらおう。 女は、微笑みながら眠りにつく。 一日分の奇跡を花を咲かせることに使って、力尽きたのだろうか? そこに、ひとつの影。 「えっと、アスさんのお宅は・・・・」 奇跡とは神だけが起こすものではない 人も、幻想も、優しさも、ただの気まぐれですら奇跡を呼ぶ。 「それでは、良い聖夜を・・・・きゃっ」 窓枠に足を引っ掛けて転んだ、幼い少女の姿のサンタクロース 彼女は魔王と呼ばれる女に奇跡を運んだが それは何年も前の、話。 「これ、なんなのかしら。」 丸い球体。尻尾。 自分が幼子ならばサンタクロースが来たと喜べるのだが これはあからさまに嫌がらせの類じゃなかろうか? 上機嫌で帰ってきたベルお姉ちゃんの仕業か いつも上機嫌で殺戮を繰り返すベリーの気まぐれか? 4大魔王へのプレゼントが正しいものだったかは、今はわからないが そのプレゼントは、今も彼女の傍に在る。 PR |
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