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2009 04,23 19:08 |
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私なりに、出来ることをしよう。
私がのこせるものは何も無いけれど・・・・ ”彼”が残したものがあるように。 勝手に使うのは良くないだろうが この拠点にある家は、今は誰も住んでいない。 プラーナを吸い尽くして家なんて消してやればいいけれど そんなことをすると、あの獣人からも奪ってしまうだろう。 そんな魔王なことしないよ、魔王だから! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ? まぁ、いいや。 「クローン作るの久々ですからにぃ」 「おねぇさま、こちらに礼のもの用意済ですの」 「ありがとネイb お前なんでここにいるんだうわーへんt」 「もちつけですの」 振り返ると妹が居た。 お前らその登場好きだな本当!! 「これはまた、研究施設ですの?」 「ネコミミ仲間が使ってたんだけどね。 今は居ないから、ちょっと借りるつもりですにょ。」 今は居ない。 そういや、あのレポートももって行ったのだろうか? まぁいいや。 「あら、これ・・・・可愛らしい花ですのね」 「当日はお前にも手伝ってもらいますからに?」 これだけの道具があれば、50どころじゃない 一瞬の命でよいのならば、いくらでも量産できる。 王と呼ばれる男への説得にいったのはこれのため、でもあるが 恵梨那じゃ、女だから何されるかわかんないしね。 時間さえあれば、いくらでも出来る いくらでも、出来る。 消えた彼の複製すら作れるかもしれない。 だが、それは「彼」ではないのだ。 馬鹿馬鹿しい。 「ネイビィ、やりますにょ」 こがねの苗は、私が使う。 「わかりましたの、おねぇさま。」 消えた彼の残した道具で、私は馬鹿らしいことをする。 魔王とは、そういう生き物だ。 PR |
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